社会人のニキビはなぜできる?

中学生、高校生の頃に顔いっぱいにできる思春期ニキビは、20歳の頃には殆ど治って来ます。ところが社会人になってから再びニキビが・・・。20代以降に発生するニキビを大人ニキビとか、アダルトニキビなどと呼んでいますが、思春期ニキビとはちょっと異なっています。

 

社会人のニキビと思春期ニキビの違い

 

思春期ニキビは、成長期におけるホルモンの過剰分泌によって皮脂も過剰に分泌され、それが肌の毛穴を詰まらせることにより発生します。主に、額から鼻筋にかけたTゾーンや頬に発生しますが、20代以降の大人ニキビの場合は、額、口の周り、こめかみ、あごの下、胸、背中など、皮膚が薄く弱い部分に発生しやすいという特徴があります。

思春期ニキビは一過性のものであり、皮脂の分泌が落ち着いてくればきれいに治りますが、大人ニキビの場合は、治るまでに時間がかかり、時としてニキビ痕が残ってしまうことがあります。

大人ニキビが発生する原因としては、次のようなことが考えられています。

 

社会人のニキビができる原因

●不規則な食生活

社会人のニキビは、酸化した皮脂や古くなった角質が毛穴に詰まったり、皮膚に常在しているアクネ菌が増殖して炎症を起こすことにより発症します。

肉類や揚げ物類などの脂っこい食品は、皮脂の分泌を活発にし、ニキビの発生に拍車をかけます。また、インスタント食品やファーストフードに頼り、野菜・果物が不足すれば、健康な肌や傷んだ皮膚の再生に必要なビタミン・ミネラル類が不足します。免疫力も低下し、アクネ菌の増殖がますます活発になってしまいます。

朝食抜きの生活や、無理なダイエット、暴飲暴食も大人ニキビ発症の大きな原因となります。

 

●ストレスとホルモンバランスの乱れ

社会人になると、生活環境の変化や仕事上のトラブル、職場の人間関係などで、ストレスがたまりやすくなります。過剰なストレスは、自律神経に影響を与え、ホルモン分泌のバランスを乱すため、ニキビが発生しやすくなります。

女性の場合、生理の前にもニキビができやすくなりますが、この場合は皮脂分泌を活発にする黄体ホルモンの分泌が盛んになるのが原因になっています。

 

●睡眠不足

睡眠不足の次の日は、多くの場合、顔色が悪くなります。本来なら睡眠中は皮膚の新陳代謝が活発に行われますが、睡眠時間が足らないと皮膚の隅々まで新鮮な酸素や栄養が行き渡らず、肌が新しく生まれ変わるターンオーバーも乱れ、古い角質が毛穴に詰まりやすくなります。

その結果、大人ニキビができやすくなる上にシミやしわもできやすくなります。

 

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●化粧品による肌への負担

クリームやファンデーションは、肌へ負担をかけるだけでなく、毛穴を塞ぎニキビを作る原因となります。さらにメイク時に使用するパフやブラシには目に見えない化粧品の汚れや雑菌がたくさんついているため、アクネ菌の増殖を活発化させ、ニキビを悪化させます。

また、メイクを落とすための洗顔により、皮脂を落とし過ぎるとかえって皮脂の分泌が盛んになり、さらに大人ニキビが悪化してしまう可能性があります。

 

●紫外線

シミやシワを作り、肌老化の原因となる紫外線は、大人ニキビ発生の原因にもなります。肌に紫外線を浴びると、毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化し、活性酸素や過酸化脂質が発生し、ニキビを作りやすくなります。また、何度も紫外線を浴びていると皮膚の角質層が厚くなり、毛穴に皮脂や老廃物が詰まりやすくなります。それがニキビとなり、さらに肌の新陳代謝も遅れがちになるので治りにくくなります。

 

●便秘

便秘は、腸内に老廃物が長くとどまっている状態ですが、そのまま放っておくと悪玉菌が増え、腸内環境が悪化します。その結果、有害物質や毒素が腸に再吸収され、血液に流れ込んで体じゅうをめぐることになります。この有害物質や毒素を何とか体外に排出しようとするメカニズムが働き、ニキビや吹き出物ができやすくなります。

 

●肌の乾燥

皮脂の過剰分泌はニキビ発生の原因になりますが、肌の乾燥も原因のひとつになります。肌が乾燥すると角質層の水分が失われ、表面に細かい隙間がたくさんできます。その隙間に古い角質が入り込んでしまったり、化粧品の汚れや雑菌などが入り込んでしまい、炎症を起こしやすくなり、ニキビや吹き出物として発生します。

 

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