美容院に行かなくても身近なところで購入でき、自分で手軽に染められるのが「ヘアカラータイプ」の白髪染めです。
この白髪染めヘアカラーは、色の種類も豊富で手頃な価格で購入できますが、メリットと同時にデメリットもあることを考慮しておきましょう。
白髪染めヘアカラーのメリット
手軽に購入できる
白髪染めヘアカラーは、大きく分けてクリームタイプ、ジェルタイプ、液状タイプがありますが、いずれもドラッグストアやコンビニ、時にはスーパーマーケットの棚にも並んでいます。
色の種類が豊富で、「白髪染め専用タイプ」のほか、カラーリングを楽しむためのカラフルな「おしゃれ染めタイプ」とがあります。
価格も1000円前後なので、いつでも手軽に購入できるというメリットがあります。
1回でしっかり染まる
メラニン色素を分解して髪の毛の内部まで染料が入り込むので、1回でしっかり染まり、色むらもあまりできません。
白髪染めに慣れてない人や、頭部全体の白髪を染めたいという人も、きれいに染まります。
色落ちがしない
白髪染めヘアカラーは、染料が髪の毛の内部まで浸透しているため染める力が強く、シャンプーをしても2カ月くらいは色落ちがしません。
何度も染める必要がないので、非常に経済的と言えます。
白髪染めヘアカラーのデメリット
パッチテストが必要
白髪染めヘアカラーは、脱色するための過酸化水素やアルカリ性染料などが配合されているものが多く、人により頭皮がヒリヒリして痛みが出たり、アレルギー反応を起こす場合もあります。
そのため、使用する48時間前には必ずパッチテストを行う必要があります。
髪と頭皮への負担が大きい
染める力が非常に強い反面、髪の毛と頭皮への負担が大きいのが、白髪染めヘアカラーの特徴です。
髪の毛のキューティクルを壊し、メラニン色素を分解し脱色してから染料を浸透させるという方法で染めるので、何度も染め直すとキューティクルがはがれてボロボロになります。
また、化学成分が入っているので、地肌も刺激を受け、抜け毛の原因になることもあります。
特有のにおいがある
一般の白髪染めヘアカラーは、化学薬品による白髪染め特有のツンとしたにおいがあります。
染めた後でも、数日間はこのにおいが残ることがあるので、注意が必要です。