お腹が空いて何か食べたいけれど食べられる状況にない時、またダイエット中なので食べずに済ませたいという時のために「食べたい気持ちを紛らわす方法」を覚えておきましょう。
何か食べたい時の対処法
食べたい気持ちを紛らわすには、次のような方法があります。
チョコレートを食べる
少量のチョコレートを口の中でゆっくり溶かして食べると、血糖値が上がり、満腹中枢が刺激されるので食べたい気持ちがおさまります。
ダイエット中の方は糖分の摂り過ぎを防ぐために、高カカオチョコがおすすめです。
飴をなめる
お腹が空いた時に飴を1粒か2粒なめると、緩やかに血糖値が上昇し空腹感が抑えられます。また、ストレスを和らげ精神的な疲労が軽減するといったメリットもあります。
飴1粒は、10kcalか20kcalくらいなので、一度に何十個も食べなければ太る心配もありません。
ガムを噛む
「噛む」という行為は、一定のリズムで同じ動きを繰りかえす「リズム運動」の一つですが、それによりセロトニンの分泌が促進され、満腹中枢を刺激するため空腹感が治まってきます。
また、ストレスホルモンも減るため、緊張している時にガムを噛むとリラックス効果が得られます。
白湯（さゆ）をゆっくり飲む
水を沸騰させ、50℃前後に冷ました白湯（さゆ）を、マグカップ1杯分くらい時間をかけてゆっくり飲むと、胃が膨らみ一時的に満腹感を得られます。
白湯にクミンやコリアンダーパウダーなどのスパイスを少量振り入れて飲むのもおすすめです。香りが空腹感を抑えてくれます。
炭酸水を飲む
お腹がすいた時にコップ１杯程度の炭酸水を飲むと、胃の中が炭酸ガスの気泡によって膨れるので、水や白湯よりも満腹感を感じやすく空腹を紛らわすができます。
ただし、ダイエット中の方は、砂糖の入っていないものを選んでください。また、炭酸水は胃を刺激するので、人により食欲増進につながってしまう場合もあります。
軽い運動をする
お腹が空いている時は、食後に上がった血糖値が下がっている時ですが、軽い運動をすると肝臓に蓄えられたブドウ糖を使って血液中に糖を補うため、空腹感を紛らわすことができます。
激しい運動をすると、逆に空腹感が増してしまうので、その場でできるような軽い運動がおすすめです。
歯磨きをする
食後に歯磨きをする習慣があると、脳がそれを記憶しています。そのため、お腹が空いている時に歯磨きをすると、脳は食事が終わったサインととらえ、空腹感が和らぎます。
また、歯磨き粉の成分が口の中に刺激を与え、スッキリとした気分になり空腹感を抑えることができます。