ストレス食い(ドカ食い)をやめるにはどうしたらいい?

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ストレスが溜まると、何かを大量に食べたくなることがありますが、それが「ストレス食い」「ドカ食い」「やけ食い」などと呼ばれるものです。

ストレス食いが何度も続くと、肥満を引き起こすばかりでなく、心身の健康を害してしまう可能性があります。

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ストレスが溜まるとドカ食いしたくなるのはなぜか?

嫌な事があったり、不安や不満があったり、イライラしたり、なぜか憂鬱だったり・・・。
そんな時に大量に何かを食べることで解消しようとする事を「エモーショナルイーティング (感情的摂食)」と呼んでいます。

このエモーショナルイーティングの引き金を引いてしまうのが、主に過剰なストレスです。

強いストレスを受けると、副腎皮質ホルモンのひとつである「コルチゾール」というホルモンの分泌が過剰になり、食欲を抑えるホルモンである「レプチン」の分泌を低下させます。

また、ストレスによって脳の大脳辺縁系が興奮し、「ドーパミン」というホルモンが過剰に分泌されますが、このドーパミンは摂食中枢を刺激し、食欲を盛んにさせる働きがあります。

このコルチゾールとドーパミンという2つのホルモンの過剰分泌によってストレス食いやドカ食いの欲求が起こるとされています。

 

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ストレス食い(ドカ食い)をやめる方法

ストレス食いやドカ食いをやめるには、次のような方法があるので試してみてください。

自分を責めない

ストレスで過食をしてしまい、自己嫌悪感や罪悪感でいっぱいになると、それがストレスになってしまい、さらに過食を繰り返すという悪循環に陥りがちです。

エモーショナルイーティング は、脳の働きによるものなので、決して本人の努力が足りなかったり、弱かったりというわけではありません。

一時的にでもストレスが軽くなるなら、それは良いことなので自分を責めないようにしましょう。ストレスを抱えている自分を認めつつ、「食べても大丈夫」と前向きに捉えることにより、徐々にストレス食いを減らして行くことができます。

ガムを噛む

ガムを噛むと、セロトニンの分泌が促進されて満腹中枢を刺激するため、空腹感が弱まり「何か食べたい」という気持ちが治まってきます。

また、一定のリズムで同じ動きを繰りかえす「噛む」という行為は、緊張を解きほぐしリラックス効果が期待できるので、ストレスの軽減にも役立ちます。

外に出て体を動かす

ドカ食いをしたくなったら、外に出て太陽の光を浴びながら体を動かすようにしてみてください。

ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、何でも良いので軽く汗ばむ程度に体を動かすと、ストレスによる脳の疲れが取れてきます。

体には多少疲れが残りますが、体の疲れは正常な空腹を引き起こし、ドカ食いではなく普通の食事への意欲を高めるため、心身の健康増進につながります。

夢中になれることをやる

食べたいものを少量だけ食べ、あとは好きな事、夢中になれる事に集中しましょう。

映画やDVDを観たり、ガーデニングをやったり、ゲームをやったり、小説や雑誌を読んだり・・・と、夢中で何かをやっていると、食べたい衝動が徐々におさまってきます。

また、ストレス解消にもなるので、ドカ食いの悪循環から抜け出せる可能性も高くなります。

炭酸水を飲む

コップ1杯程度の炭酸水を飲むと、胃の中が炭酸ガスの気泡によって膨れるので、満腹感を感じることができ、「何か食べたい」という気持ちを抑えることができます。

ただし、炭酸水は胃を刺激するので、人により食欲増進につながってしまう場合もあります。あくまでも一時的な解決法と捉えておきましょう。

野菜や果物を食べる

ドカ食いをしたくなったら、なるべく野菜や果物類を食べるようにしましょう。

多少食べ過ぎても太る心配は少なく、健康に良いものを食べているという意識が働き、罪悪感を持たずに済みます。

野菜や果物類で作ったヘルシーなおやつもおすすめです。

お風呂に入る

家にいる時に、イライラして無性に何かを食べたくなったら、まずはお風呂に入りましょう。
ゆったりと湯船につかることにより、高ぶっていた感情が落ち着いてきます。

好きな香りの入浴剤やアロマオイルを垂らすのもおすすめです。ストレスや神経疲労を和らげる作用があるからです。

ただし、熱いお湯に浸かると、交感神経が刺激されてリラックスできず、かえってイライラがひどくなってしまう人もいます。そのような場合は、他の方法をためしてみてください。

少しずつストレスを減らして行く

ストレス食いやドカ食いを根本からやめるには、原因となっているストレスを減らして行くことが大切です。

「エモーショナルイーティング (感情的摂食)」は、過剰なストレスから来る脳の働きによるものなので、ストレスが解消すれば自然に通常の食欲に戻ります。

休暇をとったり、環境を変えてみたり、或いは考え方を変えてみるなど、イライラしなくて済む生活に少しずつ変えて行きましょう。

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