太りたくないのに太ってしまう。
痩せたい、ダイエットしたい。
でもその前に太る原因を知っておきましょう。
原因がわかれば、効果的にダイエットすることができます。
肥満の原因
食べ過ぎ
太る原因のトップにあげられるのが食べ過ぎです。
消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多ければ、当然のことながら太ります。
腹8分目におさえておけば肥満も防げますが、おやつにケーキやお菓子を食べたり、砂糖入りのコーヒーや紅茶を飲んだりすればやっぱり太ります。
食べ過ぎによる肥満を防ぐには、食べ過ぎないことですが、これが意外に難しいのが実情です。
洋食中心の食事
肉やバターなどの乳製品、揚げ物を中心とした高脂肪、高カロリーの食事が多いと肥満につながります。
ファーストフードや外食、インスタント食品もカロリーが高めです。
この場合、和食中心の食事に切り替えるだけで、ダイエットが成功する可能性が高くなります。
運動不足
多少食べ過ぎても運動をして消費カロリーを増やせば、肥満を防ぐことができます。
しかし現代人は車や電車での移動に頼ってしまったり、階段を使わずにエスカレーターやエレベーターに頼ってしまうなど、歩く機会が減っています。
運動不足による肥満を避けるには、積極的に身体を動かす機会を増やす必要があります。
加齢
40代、50代くらいになると下半身に脂肪がついて太ってくる人が増えてきます。
「中年太り」と言われるものですが、人間は加齢とともに基礎代謝量が減少してくるため、若い頃と同じ量の食事を摂っていると太ってしまうのです。
しかし、中年太りの原因となっている脂肪は、つきやすい反面落としやすいという特徴があり、ダイエット効果も上がりやすいと言えます。
アルコール
ビールやワイン、日本酒などのアルコール類は、ほとんどが高カロリーです。
毎日飲むという方はもちろん、アルコール類を飲みながらおつまみを食べたり、その後食事をしたりするだけでかなりのカロリーオーバーになってしまいます。
アルコールが原因で太ってしまった場合は、飲むことをやめたり、飲む量を減らすことにより肥満を改善することができます。
遺伝
肥満体質が必ずしも遺伝するとは限りませんが、両親が太っている場合、その子供や孫も太りやすいという傾向があります。
この場合、色々なダイエット法をためしてみて自分に合う方法が見つかれば、解決する可能性もあります。
薬の副作用
一部の抗うつ剤やステロイド剤、避妊用ピルなどの副作用で太ることがあります。
何らかの薬を飲んでいる方は、医師に説明して薬の種類を変えてもらったり、あるいは病気が回復して薬の服用が必要なくなれば、肥満も解消する可能性があります。